比較することを苦痛にしない方法

はじめに

 皆様は他の人と比較され、メンタルに苦痛を感じることはないでしょうか?たとえば、モテるモテナイという品格、家庭の経済力や受けた教育、価値観の違い、テストの点数や成績、仕事の成果を数字で表す、どこの大学に進学したかという学歴等です。

私たちは、子どもの頃から、いろいろな比較をされてきました。物事を決める際には、比較は欠かせません。なぜなら、どちらの商品や価値が高いか低いか、効率が良いか悪いか、メリットやデメリットはあるのかということをしなければならないからです。

比較は選択であると考えます。もうそろそろ私も比較の対象となるのにうんざりしてきています。ですが仕方がありません。比較しなければ、正確な判断ができないからです。そのため、比較されても苦痛にならないためには私たちはどんなことを心構えにして、行動すれば苦痛が緩和されたり、感じなくなるのかを考えてみました。

あくまでも私の意見と提案です。参考にしていただければ幸いです。

他人と比較して苦しいあなたへ:心を楽にする5つのヒント

他人と比較された時の対処法

一つ目:他人を教科書とする。

なぜなら、たとえば、人がいやになることをした人がいたらその人を人生で生きていく際の反面教師とすることにより、絶対人にはあのような立ち振る舞いはしないという教訓になるからです。

私の体験談があります。それは、バッグが床に落ちたのを現場でみていたのにもかかわらず、拾う意思を見せず素通りしている人を見たということです。私はこう思っています。親の教育はどうなっているのか?私には第一にその疑問がでてきてしまいます。なぜ拾わないのか?何を学んできたのか?人として当然のことをしないのはなぜなのか?そんな疑問が多いです。
話を戻しますが、このような人を反面教師として、比較することで苦痛に感じることも減りました。それに加えて、あんな行動した人よりも優れているそう感じるようにもなります。

二つ目:過去の自分と比較する。

なぜなら、たとえば、前のテストでできていない分野があると悔しい気持ちを感じ次回にはできるようにしようと決意した経験はありませんか?過去の自分も実際には自己成長の教科書になります。ここで注意しておきたいことは、過去の自分を必ず超えるようにすること。私の体験談があります。それは、前まで行動力がありませんでしたが、「何か新しいことを始めて、フットワークが軽い人になりたい、行動力がある人になりしなければならないことをしっかりとできる人になりたい」そう思い、過去の自分と比較することにしました。他人と比較するよりも簡単かもしれません。なぜなら、他人は大勢いて、自分はどんな人を目指すのかを明確にするのは難しいからです。

私の好きな世界史の歴史人物で孫氏という人物がいます。孫氏の兵法書という本を作り今では、ビジネスで読まれています。その中でご紹介したい言葉があります。それは「彼を知り己を知れば百選危うからず」という言葉です。彼は目の前の敵だけでなく、周りのライバル。敵と自分を分析し対策すれば、負ける心配はない、ということです。また、他人と比較する際に、相手の状況や背景を理解しようと努めることも、無用な苦痛を避けるために重要なのではないでしょうか。

三つ目:時には落ち込むくらい比較する。

比較することを苦痛にしない方法にふさわしくないですがご紹介いたします。

なぜなら、私たちは誰かと常に比較される毎日を送ってきています。比較せず、自己成長できるのは、難しいと思います。というのも、比較するのは、自分を成長させようとするガソリンになるからです。現状維持は衰退の始まりというように、成長させるガソリンがなければ衰退します。適度な危機感を持つことで、現状維持に甘んじることなく成長意欲を刺激します。そのため、落ち込むくらいの比較も必要だと考えます。しかし、落ち込みすぎると自己肯定感を損なう可能性があるということを忘れないでください。

四つ目 完璧主義にならない

あなたが完璧にしようとしていることは何ですか?完璧といえるほどこなせているでしょうか?一度もさぼらずにできているのでしょうか?私は完璧主義は存在しないと思います。完璧を目指そうとしている人ではないかと思います。完璧主義にもなれないのになろうとするとすごく疲れます。

5つ目 来る時のために自分の力を温存しておく

人と初めて会った時の方法をご紹介いたします。気に入ってもらうために、最初から全力を出す必要はありません。かえって、あなたが教科書にされてしまうでしょう。かといって、こういう方法が嫌な人がいるなら、事前に自分はこういう性格の人ということを理解して人と関わってみてほしいです。来る時のために自分の力を温存しておくというのは、自分と他人が比較される時どう対応するのかという力を温存しておくということ。自分が劣勢に立っていれば、真摯に受け止め改善する。改善することだけに注力する。苦痛に感じないために。ここで気をつけてほしいのが、感情的でなく冷静になる。 

これまでの話をまとめると、ほかの人を反面教師にして自分の戒めにする。過去の自分と比較しなおすべきところを直す。比較しない生活はぬるいため、ときには落ち込むくらいの比較をする。しかし、あまり重く受け止めない。重く受け止めると人は不幸になる。完璧主義を捨てる。できたできていないの判断しかできない。視野が狭くなるから。来る時のために自分の力を温存しておく。

比較される生活で私がどのように対応しているのかを解説いたしました。



0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、アドバイスお待ちしています。

注目の投稿

バイトP8P9p10